カードローンの金利の歴史-カードローンの金利研究で使用される用語|カードローンの金利研究

カードローンの金利研究

カードローンの金利の歴史

カードローンの金利の歴史をたどってみましょう。最初はまだカードローンのシステムが出来上がる前の出来事です。昭和39年と43年に相次いで超過利息についての判決が出ました。この中で、超過利息を支払った場合は元本に充当できる(昭和39年)、そして元本に充当した後は返還を受ける権利がある(昭和43年)と決定されました。実は、この判決とは一見矛盾する規定が存在していました。

上限金利を定める利息制限法の中では、任意に支払った利息は返還しなくても良いという規定が存在します。これを一般的にみなし弁済といい、利息制限法に違反する金利が有効になってしまう不思議な規定でした。このような状態のまま、各種のカードローンが誕生しました。当然高い利率で営業したいですから、消費者金融を中心に利息制限法に違反するもののみなし弁済の規定が適用される、年利29.2%で営業しました。それでしばらくは成り立っていたのです。

しかし、変化が生じます。平成16年の判決でようやくあの昭和の判決が未だ有効であり、超過利息は返還されるべきであることが確認されました。平成18年の判決では、みなし弁済について、借金の支払は事実上強制力のあるものだから、その支払によってみなし弁済の規定を適用する事はできないと判断され、過払い金の返還に一気に動き出しました。その後、矛盾しているとも言える規定は全て改正され、現在はカードローンの金利は全て利息制限法の範囲内で営業するように求められています。

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